【Audible】ツミデミックは聴くべき!一穂ミチの短編集が心に刺さる

じっくり聴きたい
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じっくり本を読む時間が取れないけど、話題の小説には触れたい。
オーディブルで何を聴けばいいのか分からない。
感情に深く響くストーリーを探しているけど、どれが自分に合うか悩む。

そんなとき、「耳で聴く読書」という選択肢があなたの心を満たしてくれるかもしれません。
でも、初めての作品選びで失敗したくないのも本音。
そこで今回は、感情を揺さぶる短編集『ツミデミック』を紹介します。

筆者のそらそらは、オーディブルで半年間に100冊以上聴いてきたヘビーユーザー。
本を読む時間がない方、文字が苦手な方にも「聴く読書」の魅力を届けたいと思っています。

本記事では、オーディブルで配信中の一穂ミチさんの短編集『ツミデミック』の内容、聴き心地、そして実際に聴いた感想までを詳しくご紹介します。
この記事を読むことで、Audibleで『ツミデミック』を聴く前に知っておきたいポイントがすべて分かります。

ツミデミックは、ただ聴くだけで感情が揺れる特別な作品です。
「本を読む時間がない…」というあなたにもぴったりの一冊です。


『ツミデミック』はAudibleで聴ける!基本情報をチェック

  • 朗読ナレーター:馬場 蘭子さん
  • 再生時間:約7時間10分(2025年7月時点)
  • 聴き放題対象:Audible聴き放題に含まれています
  • 構成:全6話収録の短編集

Audibleでは再生速度やブックマーク機能が利用できるため、いつでも中断したところから再開可能です。
アプリ内検索で「ツミデミック」「一穂ミチ」と入力し、ライブラリーに追加すればすぐに聴けます。初回30日間の無料体験も活用できます。


『ツミデミック』はどんな作品?短編集全6話のあらすじ紹介

『ツミデミック』は一穂ミチさんによる「罪」をテーマとした6編の短編集です。
主人公たちが抱える罪や葛藤、それらの心理的影響が丁寧に描かれています。

各話のあらすじ(正しい収録順でネタバレなし)

  1. 違う羽の鳥
     大学を中退し、繁華街で客引きをする青年・優斗。ある夜、「中学時代に亡くなったはずの同級生」を名乗る女性と出会い、過去との対峙を経験します。
  2. ロマンス☆
     育児に疲れた主婦・百合は、毎日届けに来る配達員に癒やしを求め、現実と妄想の境界が揺らいでいきます。
  3. 燐光
     目覚めると学校の松の木の下にいた少女・唯。15年前の水害で命を落としたことを思い出し、罪の意識と向き合う幻想的な一編。
  4. 特別縁故者
     失業した調理師・恭一が、息子の持ち帰った旧札をきっかけに、老人と交流を深める日々。そこに潜む秘密と過去が明らかに。
  5. 祝福の歌
     妊娠した娘と、物忘れの進む妻を抱える父・達郎。家族の未来と命に対する責任を真正面から問われる物語。
  6. さざなみドライブ
     SNSで出会った5人が“人生を壊された”と語り、ドライブに出発。彼らの本当の目的と、それぞれの心に宿る痛みと赦しの物語。

ナレーター馬場蘭子さんの声が心に響く!朗読の魅力を紹介

Audible版『ツミデミック』を語るうえで欠かせないのが、ナレーター・馬場蘭子さんの存在です。

馬場蘭子さんのプロフィールと過去作

馬場蘭子さんは、声優・ナレーターとして活躍し、Audibleでも多数の朗読作品を担当。
代表作には、アニメ化もされた人気ライトノベル
『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』の朗読も含まれています。
キャラクターの演じ分けやテンポ感にも定評があり、本作でもその力量が発揮されています。

登場人物の心情を「声」で描き出す技術

感情を抑えたナチュラルな語り口ながらも、緊張、後悔、わずかな希望までを丁寧に声に乗せて届けてくれます。
目で読むのとは違った、心に沁みる“耳で味わう読書体験”がここにあります。


実際に聴いた感想:そらそら的おすすめポイント

誰におすすめしたいか?

日常の「揺らぎ」や「後悔」に共感できる人におすすめ。
派手さはないけれど、静かに心に波紋を広げるような読後感が魅力です。

印象に残った話

「祝福の歌」は、家族という存在の重みと温かさを強く感じさせてくれました。
親としての立場、子としての選択。その狭間で揺れる想いに胸が締めつけられました。

忙しい人こそ、耳から読書を

1話ごとに完結しているので、通勤や家事の合間にもぴったり。
1話あたり30〜70分とやや長めですが、その分しっかりと浸れます。


一穂ミチ作品が気に入ったら次に聴くべき作品は?

Audibleで聴ける他の作品

  • スモールワールズ
     日常の裏側にある孤独や優しさがじんわり沁みる短編集。
  • 光のとこにいてね
     血のつながらない姉妹のような少女2人を描いた長編。愛と絆の物語。

同じテーマで楽しめる作品

  • 桐野夏生『OUT』(朗読:渡辺美佐)
     社会の片隅に生きる女性たちの罪と選択。
  • 小川糸『ツバキ文具店』(朗読:安藤麻吹)
     やさしさと人のつながりを描いた読後感あたたまる一冊。

まとめ|罪をめぐる物語を「耳で味わう」贅沢を

ツミデミックは、ただ読むのではなく「聴く」ことで心に届く物語。
登場人物たちの「罪」と向き合う姿を、あたたかくも痛みを伴う語り口で包み込んでくれます。


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