目が覚めたら、宇宙にいた。
自分が誰なのかもわからない。ここがどこかもわからない。ただ、体につながれたチューブと、無機質に光るモニターだけがある。
私がこの作品を聴き始めたのは、通勤電車の中でした。再生ボタンを押したら話に引き込まれ、乗り過ごしそうになりました。「SF、苦手なんだけどな」と思いながらも聴き始めた作品でしたが、上下巻あっという間に聴き終わっていました。
こんな人に読んでほしい
- Audibleで次に聴く作品を探している
- SFは苦手だけど、話題作だから気になっている
- 長い作品を最後まで聴けるか不安
- ナレーターや朗読の質を重視して選びたい
ひとつでも当てはまるなら、この記事が参考になります。
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作品の基本情報
著者はアンディ・ウィアー。映画化もされた『火星の人』を書いた人です。「科学的にリアルな冒険小説」を書かせたら現代トップクラスの作家で、本作もその系譜に連なります。
そして本作自体も、2026年3月20日にライアン・ゴズリング主演で映画化されました。監督は『スパイダーマン:スパイダーバース』のフィル・ロードとクリストファー・ミラー。映画を観て「原作も気になる」という方に、Audible版はとくにおすすめです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 著者 | アンディ・ウィアー |
| ナレーター | 井上悟 |
| 再生時間 | 上下巻合計 約25時間 |
| 配信サービス | Audible限定(audiobook.jpでは未配信) |
上下巻合計25時間。確かに長いです。でも、聴き終わった人の感想は「長かった」という言葉ではなく「終わってしまった。最高だった」という称賛。私も同じ気持ちになりました。
SF苦手な人へ、正直に話します

私は根っからの文系です。数字が苦手で、理科の授業は眠かった。そんな私でも、この作品を上下巻聴き終えることができました。
「SF小説」と聞くと身構えてしまいますよね。専門用語が飛び交って、ついていけなくなるイメージ。その不安、わかります。
この作品の中にも物理・化学・天文学の話は出てきます。でも、置いてけぼりにはされないんです。
理由は構造にあって、主人公自身が「記憶を失った状態」からスタートします。宇宙に放り込まれた主人公が、一つ一つ状況を把握していく。読者も同じペースでゼロから理解していく。説明を聞かされるのではなく、一緒に考えることになる。気づいたら理解している、という感覚です。
『火星の人』を途中で挫折した人も、この作品は違うと感じるはずです。あちらより人間ドラマの比重が大きく、SF色は手段であってメインではありません。
Audible版で聴く3つの理由
1. ナレーターの井上悟さんが、物語を別の次元に連れていく
朗読というと、本の内容をそのまま音読するイメージを持つ人もいるかもしれません。井上悟さんの朗読は、それとはまったく別物です。
場面が変わるたびに声のトーンが変わり、緊迫した場面ではテンポが上がり、静かな場面では息を潜めるように間が生まれます。「耳だけで映画を観ている」という表現が、これほどしっくりくる作品はなかなかありません。
2. ロッキーとの会話シーンは、Audibleで聴くために存在する

中盤から、ある存在との出会いが物語に加わります。異星人のロッキーです。
ロッキーは言葉ではなく、音で会話します。それを井上悟さんが声で表現している。テキストで読むと記号の羅列に見えるやりとりが、耳で聴くと不思議な音楽のように聞こえてきます。
本で読んでいたら、きっと最後まで辿り着けなかったと思います。
3. 後半になるほど、静かに胸を打たれる
序盤はサバイバルと謎解きの緊張感が続きます。後半にかけて、孤独・友情・究極の選択というテーマが静かに浮かびあがってきます。
派手な展開ではないのに、なぜか涙が出る。そういう作品です。聴き終わったあとに、しばらく余韻が残ります。
Audibleで聴く以外に選択肢はない
率直に言うと、本作はAudible独占配信です。audiobook.jpでは現在配信されていないため、聴きたいならAudible一択になります。
- Audible:月額1,500円の聴き放題プラン。12万冊以上が対象で、本作も追加料金なしで聴けます。
【audiobook.jp】:月額880円〜のプランがありますが、本作は配信対象外です。
Audibleを初めて使う方には30日間の無料体験があります。その期間内に上下巻を聴き終えることも十分できます。
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聴くときのひとこと

通勤中でも家事の合間でも楽しめますが、後半は集中して聴くと感動の深さが変わります。できれば夜、静かな時間に耳を傾けてみてください。
聴き心地にこだわりたい方は、オーディオブック向けのおすすめヘッドホン20選も参考にしてみてください。
宇宙のどこかで、ひとりきりの男が考え続けています。その孤独と、そこで生まれる奇跡のような出会いを、20時間かけてじっくり体験してほしい作品です。
まとめ
- Audible限定配信のSF長編。audiobook.jpでは聴けない
- ナレーターの井上悟さんが登場人物を演じ分け、没入感が高い
- 異星人ロッキーとの会話シーンは、音で聴くことで初めて真価を発揮する
- SF初心者・文系の人でも最後まで聴ける構成
- 2026年3月20日にライアン・ゴズリング主演で映画化。映画との合わせ聴きにもおすすめ
- 上下巻合計約25時間。聴き放題対象なので追加料金なし
- 初めてならAudibleの30日無料体験から始めるのがおすすめ
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