
SFって難しそうで途中で置いてけぼりになりそう…

最初の1冊、どれを選べばいいのか分からない

分かります!私も最初は構えてしまったんですが、聴きやすい作品から入ったらSF作品にもハマれました。
私はそらそら。半年で100冊以上を聴いたオーディオブック好きです。Audibleもaudiobook.jpも好き。
そんな私もSF作品にはなかなか手を出せずにいましたが、聴いてみたらSFこそオーディオブック向きなのでは?と感じました。
聴きながらSFの世界を頭の中でイメージできる!どっぷりハマれます。
そこで、この記事ではAudibleで聴けるSF小説おすすめ10選をご紹介します。
ポイントは、初心者でも聴きやすい作品からスタートして、だんだん本格SFにステップアップしていきます。
💡 結論から言うと…
最初の1作目は『夏へのトンネル、さよならの出口』。
SF色は薄めですが、複数ナレーターによる掛け合いが心地よく、初心者にもぴったり。
2作目には『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を。
科学のワクワクと胸が熱くなる友情が描かれ、ここから一気にSFの世界にどっぷり浸かれます。
SF小説おすすめ10選(初心者 → 本格派 → 超大作)
1. 夏へのトンネル、さよならの出口(八目迷)
- 難易度:★☆☆(物語重視で聴きやすい)
- 再生時間:約8時間36分
- 倍速目安:1.2〜1.4倍
- シーン:通勤・家事。夜のリラックスにも最適。
- 聴きどころ:喪失と再生。夏の情景。耳で味わう余韻。
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映画化されてるって知らなかった。
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2. 時をかける少女(筒井康隆)
- 難易度:★☆☆(設定がシンプル)
- 再生時間:約2時間44分
- 倍速目安:1.25〜1.5倍
- シーン:散歩・家事の合間。週末の一気聴き。
- 聴きどころ:日常と非日常のコントラスト。
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3. 百年法(山田宗樹)
- 難易度:★★☆(用語は平易だがテーマは重厚)
- 再生時間:上13時間52分/下13時間26分
- 倍速目安:1.25倍
- シーン:通勤の往復。作業BGMにも向く。
- 聴きどころ:制度と個人。倫理と政治のせめぎ合い。
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4. 新世界より(貴志祐介)
- 難易度:★★☆(設定は奥深いが説明が親切)
- 再生時間:上11時間32分/中10時間44分/下13時間31分
- 倍速目安:1.2倍
- シーン:通勤+就寝前の分割聴取が◎
- 聴きどころ:禁忌の歴史。成長の物語。終盤の昂ぶり。
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5. ハーモニー(伊藤計劃)
- 難易度:★★☆(思想性が高い)
- 再生時間:約9時間37分
- 倍速目安:1.0〜1.25倍
- シーン:夜の散歩。休日のまとまった時間。
- 聴きどころ:倫理・身体・自由をめぐる問い。
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6. プロジェクト・ヘイル・メアリー(アンディ・ウィアー)
- 難易度:★★☆(科学描写は丁寧に噛み砕かれる)
- 再生時間:上13時間/下12時間38分
- 倍速目安:1.25〜1.5倍
- シーン:家事・運動のながら聴き。週末の一気聴き。
- 聴きどころ:異星知性との邂逅。胸が熱くなる相棒劇。
7. 三体(劉慈欣)
- 難易度:★★★(科学・歴史の情報量が多い)
- 再生時間:約17時間31分
- 倍速目安:1.0〜1.25倍
- シーン:平日の計画聴取。週末に長めの集中。
- 聴きどころ:文化大革命から宇宙へ。人類規模の思考実験。
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8. 2001年宇宙の旅(アーサー・C・クラーク)
- 難易度:★★☆(抽象度は高めだが章構成は明快)
- 再生時間:約9時間49分
- 倍速目安:1.0〜1.25倍
- シーン:夜の読書時間。移動中の“瞑想聴き”。
- 聴きどころ:黒い石板。人類進化のビジョン。
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9. アンドロイドは電気羊の夢を見るか?(P.K.ディック)
- 難易度:★★☆(哲学寄り。物語は直線的)
- 再生時間:約11時間12分
- 倍速目安:1.1〜1.3倍
- シーン:夜のひとり時間。散歩で思索モードに。
- 聴きどころ:共感と倫理。荒廃世界の手ざわり。
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10. 高い城の男(P.K.ディック)
- 難易度:★★★(歴史改変の前提知識が要る)
- 再生時間:約14時間10分
- 倍速目安:1.1〜1.3倍
- シーン:週末の腰を据えた時間に。通勤は章単位で。
- 聴きどころ:多視点の群像。世界の“もしも”を考える。
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No | 作品名 | 難易度 | 再生時間 | 倍速目安 | 聴きどころ |
---|---|---|---|---|---|
1 | 夏へのトンネル、さよならの出口(八目迷) | ★☆☆ | 約8時間36分 | 1.2〜1.4倍 | 複数ナレーターの掛け合い。青春×SFの余韻 |
2 | 時をかける少女(筒井康隆) | ★☆☆ | 約2時間44分 | 1.25〜1.5倍 | タイムトラベル入門。短時間で耳読書に慣れる |
3 | 百年法(山田宗樹) | ★★☆ | 上13時間52分/下13時間26分 | 1.25倍 | “100年で死ぬ”社会をめぐる倫理と政治 |
4 | 新世界より(貴志祐介) | ★★☆ | 上11時間32分/中10時間44分/下13時間31分 | 1.2倍 | 和製ディストピア長編。じっくり没入できる |
5 | ハーモニー(伊藤計劃) | ★★☆ | 約9時間37分 | 1.0〜1.25倍 | “優しさに管理される社会”を描く問題作 |
6 | プロジェクト・ヘイル・メアリー(アンディ・ウィアー) | ★★☆ | 上13時間/下12時間38分 | 1.25〜1.5倍 | 科学×友情。胸が熱くなる宇宙SF |
7 | 三体(劉慈欣) | ★★★ | 約17時間31分 | 1.0〜1.25倍 | スケール特大。章ごとに区切って挑戦しやすい |
8 | 2001年宇宙の旅(A.C.クラーク) | ★★☆ | 約9時間49分 | 1.0〜1.25倍 | 静謐と畏怖を耳で味わう古典 |
9 | アンドロイドは電気羊の夢を見るか?(P.K.ディック) | ★★☆ | 約11時間12分 | 1.1〜1.3倍 | 『ブレードランナー』原作。人間とは何かを問う |
10 | 高い城の男(P.K.ディック) | ★★★ | 約14時間10分 | 1.1〜1.3倍 | “枢軸国が勝った世界線”を描く仮想歴史SF |
よくある質問(FAQ)—倍速・機器・迷子対策
- 専門用語が不安 → 分からなくても流れで理解できる。気にしすぎない
- 長編で迷子になりそう → チャプターごとに区切りメモを残すと安心
- オフライン再生できる? → ダウンロード機能で通信量を気にせず聴ける
- イヤホンはどれがいい? → 軽くて疲れにくいワイヤレスがおすすめ
- 次に何を聴く? → 迷ったら“似ている1本”をレビューから探す
まとめ

結局どれから聴けばいいんだろう?

最初は『夏へのトンネル、さよならの出口』がおすすめ
SFが苦手でもスッと入れて、複数ナレーターだから聴きやすいよ
慣れたら次は『プロジェクト・ヘイル・メアリー』。科学のワクワクと胸が熱くなる友情で、一気にSFの世界にハマれますよ。」
耳で聴くと、通勤や家事の時間がそのまま“読書の時間”に変わります。
「文字を読むのは疲れるけど、物語は楽しみたい」というときこそ、Audibleがぴったり。
まずは気になった1冊を再生してみてください。
きっと「あ、耳読書って楽しい!」って思えるはずです。