オーディオブックを聴く時のおすすめヘッドホン【価格帯別】

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オーディオブックを聴いていて、こんなことありませんか?

  • 電車のガヤガヤ音に声がかき消される
  • 気づいたら耳が痛くて物語どころじゃない
  • 値段の違いでどれを選べばいいのか分からない

せっかく楽しみたいのに、これではもったいないですよね。
私自身、半年でオーディオブックを100冊以上を聴いてきて「ヘッドホンで快適さがこんなに変わるんだ!」と実感しました。

この記事では 1万円台・2万円台・3万円台・4万円以上 と価格帯ごとにおすすめポイントを紹介します。
通勤や家事、寝る前などシーンごとに「これなら快適!」と思える選び方もお伝えします。

結論はシンプル。
オーディオブックは「軽さ・声のクリアさ・ノイズ対策」で選べば失敗なし!
あなたにぴったりのヘッドホンを見つけて、もっと耳読書を楽しみましょう。


オーディオブック用ヘッドホンの結論:軽さ×明瞭さ×ANCが大事

音楽用と違って、オーディオブックは「声の聞き取りやすさ」が命。
そのために大事なのはこの3つ。

  1. 声がはっきり聴こえるか(中高域の明瞭さ)
  2. 軽くて長時間でも疲れにくいか
  3. 雑音をカットして集中できるか(ノイズキャンセリング)

つまり、軽くて、声がクリアで、雑音を減らせること
これがオーディオブック用ヘッドホンの正解です。


声を聴き取りやすくするには「中高域」と「ノイズ低減」がカギ

低音が強すぎると声がこもって内容が入ってきません。
朗読用には声をクリアにしてくれるチューニングが合います。

さらにノイズキャンセリング(ANC)があると、周囲の音が消えて声が際立ちます。
電車やカフェで聴くなら必須機能です。


長時間でも疲れにくいのは「軽量・低側圧・柔らかいイヤーパッド」

オーディオブックは何時間も聴くもの。
重いヘッドホンや側圧が強いものはすぐに耳が痛くなります。

選ぶポイントは

  • 250g前後の軽さ
  • 側圧がきつすぎないこと
  • 柔らかいイヤーパッド

疲れにくいヘッドホンこそ「聴き続けられるヘッドホン」です。


家事や通勤で便利なのは「ワイヤレス・マルチポイント・外音取り込み」

ながら聴きにはワイヤレスが一番。
ケーブルがないので動きやすく、通勤中もストレスフリーです。

  • マルチポイント:スマホとPCを同時接続。切り替えがスムーズ。
  • 外音取り込み:周囲の音も聞けるので安全。

「使いやすさ」まで考えると、聴く時間がもっと楽しくなります。


まず比較表:価格帯別おすすめ早見表

価格帯重さの目安ノイズキャンセリングバッテリー持ちマルチポイント特徴
1万円台250〜300g前後簡易ANC or なし20〜30時間×コスパ重視、気軽に使える
2万円台250g前後実用的ANCあり30時間前後快適さと機能のバランスが良い
3万円台250g以下もあり強力ANC35時間以上上位機能が揃い、雑音環境でも集中できる
4万円以上250g以下高性能ANC+自動調整40時間以上フラッグシップ級、快適さと高音質の両立

価格が上がるほど「ANCの強さ」「装着の快適さ」「接続の柔軟さ」が強化されます。
特に3万円以上になると、電車内でも雑音が気にならないレベル。
4万円以上は「ずっと着けていたくなる快適さ」まで備えています。


シーン別おすすめ(通勤/在宅/寝る前)

シーン重要ポイント推し機能
通勤電車騒音を抑えて安全も確保強力ANC/外音取り込み/装着検知
在宅・家事動きやすさと切替の速さワイヤレス/マルチポイント/物理ボタン
寝る前圧迫感の少なさと静音低側圧/軽量/静音ヒンジ/装着検知

通勤電車では、強力ANCで雑音を減らしつつ、外音取り込みでアナウンスも聞けると安心。
在宅や家事中はワイヤレス&マルチポイントでのびのび快適。
寝る前は低側圧で軽いモデルを選べば、横になってもストレスなし。


1万円台(エントリー):コスパ重視で初めてに最適

「まず試したい」という人にピッタリ。
シンプル操作&軽さで、家事やちょっとした通勤にちょうど良いです。


2万円台(ミドル):機能バランス良好で快適さアップ

毎日聴く人におすすめ。
ANCがしっかり効き、外音取り込みやマルチポイントも備わっているモデルが増えてきます。


3万円台(アッパーミドル):雑音環境でも集中できる

強力ANCと快適な装着感がそろい、長時間聴いても疲れにくいクラス。
通勤やカフェでの「ながら聴き」を快適にしたい人に最適です。


4万円以上(ハイエンド):フラッグシップ級の静けさ

自動最適化ANCや高級パッド素材など、快適さの極み。
「毎日数時間聴く」「とことん集中したい」人には最高の選択です。


価格別おすすめモデルと選び方

1万円台(〜19,999円)

1位|Sony WH-CH720N
約192gの軽さとノイキャンで、軽快さ重視ならこれ。マルチポイント対応でPC/スマホの行き来もスムーズ。

2位|オーディオテクニカ ATH-HL7BT
長時間の装着でも軽量かつ快適な着け心地で聴き疲れしにくいオープンエアー型ワイヤレスヘッドホン。周りの空気とともに自然な音の鳴りを楽しめる。

3位|JBL Live 770NC

「リアルタイム補正機能付ノイズキャンセリング」を採用したワイヤレスオーバーイヤーヘッドホン。


2万円台(20,000〜29,999円)

1位|SONY ULT WEAR WH-ULT900N
ノイズキャンセリングON時で最長30時間、OFF時で最長50時間音楽再生可能。急速充電に加え、装着検出機能も搭載。

2位|audio-technica ATH-M50xBT2(※ANCなし)
ノイキャンはないが、発声の芯が立つモニター寄りの音で朗読が明瞭。最大約50時間・有線もOK。ノイキャン不要派に。

3位|Beats studio3 wireless
Pure ANCが遮断すべき外部音を常に特定してブロックし、それぞれの音に合わせた調整を自動で行いながら音楽を再生する。


3万円台(30,000〜39,999円)

1位|SONY WH-1000XM5
高いノイズキャンセリング機能を搭載したワイヤレスステレオヘッドホン。装着状態や環境に合わせて最適化する「オートNCオプティマイザー」機能を備える。

2位|Beats Studio Pro
ダイナミックヘッドトラッキングに対応し、内蔵センサーが動きに合わせてサウンドを調整するので、映画館にいるような感覚でコンテンツに没頭できる。

3位|ゼンハイザー ACCENTUM Plus Wireless
タッチコントロール、自動アンチウィンドモード、「Smart Pause」によって簡単に操作できる。


4万円以上(ハイエンド)

1位|Sony WH-1000XM6
ボーカルが自然で低域から高域まで良好なバランスを実現したワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット。持ち運びに便利な折りたたみ仕様。

2位|Bose QuietComfort Ultra Headphones(第2世代)
“静けさ”の作り方が上手。USB-C有線ロスレス対応電池最長30時間(ANCオン)に強化。QuietComfort Ultra Headphones」の後継にあたるノイズキャンセリングヘッドホン

3位|Apple AirPods Max
「アダプティブイコライゼーション」「アクティブノイズキャンセリング」「外部音取り込みモード」「空間オーディオ」などのサウンド体験を実現。


価格別おすすめヘッドホン簡易比較表

1万円台(〜19,999円)

モデル特徴バッテリーマルチポイント
Sony WH-CH720N 超軽量で疲れにくい最大35時間(NC ON時)
最大50時間(NC OFF時)
対応
オーディオテクニカ ATH-HL7BT有線接続も可能最大約20時間対応
JBL Live 770NC自動最適化ANC/装着検知40〜55h対応

2万円台(20,000〜29,999円)

モデル特徴バッテリーマルチポイント
SONY ULT WEAR WH-ULT900Nクリアなボーカルや高音までバランスよく楽しめる。50h対応
audio-technica ATH-M50xBT2モニター系で声クッキリ(ANCなし)50h対応
Beats studio3 wireless Pure ANCが遮断すべき外部音を常に特定してブロック最大22時間(NC ON時)
最大40時間(NC OFF時)
非対応

3万円台(30,000〜39,999円)

モデル特徴バッテリーマルチポイント
SONY WH-1000XM5高いノイズキャンセリング機能を搭載最大30時間(NC ON時)
最大40時間(NC OFF時)
対応
Beats Studio Proバッテリー残量が少なくなっても10分間のFast Fuel充電により最長4時間再生可能最大24時間(NC ON時)
最大40時間(NC OFF時)
非対応
ゼンハイザー ACCENTUM Plus Wireless変化するノイズレベルにダイナミックに対応最大50h前後対応

4万円以上(ハイエンド)

モデル特徴重さバッテリー
Sony WH-1000XM6新世代ANC/折りたたみ復活約254g30h
Bose QC Ultra HeadphonesUSB-Cロスレス/ANC強化約250g30h
Apple AirPods Max 独自の音響設計と左右2つの「H1」チップを搭載した、オーバーイヤー型約384g20h

価格とスペックについて

  • 価格は2025.10月1日時点の日本向け目安(公式・量販参考)。実売は変動します。
  • 各モデルの主な仕様(電池・重量・機能)はメーカー公称値を基準にしています。詳しくは各製品ページをご確認ください。

有線 vs ワイヤレス

普段使いはワイヤレスが圧倒的に便利。
ただし充電忘れや安定性を考えると、有線1本持っておくと安心です。


Audible / audiobook.jpとの相性

基本的にどのヘッドホンでもOK。
違いはアプリの操作性や料金体系なので、ライフスタイルに合ったサービスを選びましょう。


快適さの要:装着感フィッティング

ヘッドホン選びで一番大事なのは装着感。

  • 側圧がきつすぎないか
  • メガネをかけても痛くないか
  • 重さが250g前後か

これを確認すれば失敗しません。


よくある疑問Q&A

  • ANCは必要? → 外で聴くなら必須。
  • バッテリーは何時間? → 30時間以上あれば安心。
  • マルチポイントの便利さは? → PCとスマホの切替がノンストレス。
  • オンイヤーとオーバーイヤーどっち? → 長時間ならオーバーイヤーが快適。

まとめ:使用時間と環境で決めればOK

  • 通勤メインなら → ANC重視
  • 家事メインなら → マルチポイント
  • 寝る前メインなら → 軽さ&低側圧

あなたの聴くシーンに合った1台を選ぶことが、耳読書を楽しむコツです。
お気に入りのヘッドホンを見つけて、オーディオブックの世界にもっと浸ってみましょう。