なんとなく心に引っかかっていること、ありませんか?
昔の失敗や気まずかった人間関係のこと。忘れたいのに、ふと思い出してモヤッとしてしまう…。そんな経験、きっと誰にでもあると思います。
私も「もういい加減、気にしなくていいのに」と思いつつ、つい引きずってしまうタイプ。そんなときに出会ったのが、藤井英子さんの『ほどよく忘れて生きていく』でした。
この本、オーディオブックなら耳からすっと心に入ってくるんです。
朗読は田所未雪さん。やさしい声で語りかけられるように進んでいくから、忙しい日常の合間にも、するすると心に入ってきます。

『ほどよく忘れて生きていく』はこんな人におすすめ
「もうちょっと気楽に生きたいな…」と思ったこと、ありませんか?
この本は、そんなふうに少し疲れた気持ちを抱えている人にぴったりなんです。
例えば――
✓ 人間関係で悩んでいる人
✓ 頑張りすぎてしまう人
✓ つい過去のことを思い出してしまう人
✓ 「自分なんて…」と落ち込んでしまうことがある人
どれかひとつでも当てはまったら、きっとこの本がやさしく背中を押してくれます。
藤井英子さんのプロフィールと本の概要
『ほどよく忘れて生きていく』の著者、藤井英子さんは、なんと90歳の現役心療内科医。
長年にわたって患者さんの「こころの不調」と向き合ってきた経験が、その言葉の重みとやさしさを生んでいます。
この本では、「忘れること=悪いこと」ではなく、
「うまく忘れることは、健やかに生きていく知恵」として語られています。
たとえば、
- 頑張りすぎない考え方
- 苦手な人との距離の取り方
- 自分を責めないための工夫
といったヒントがぎゅっと詰まっていて、どの章から聴いてもふわっと心が軽くなります。
Audible版の魅力|朗読・使いやすさ・聴き心地
紙の本と違い、耳だけで楽しめるオーディオブックの良さは、何といっても「ながら聴き」ができる点。
- 朗読:田所未雪さんのやさしい声
- 再生速度:1.0~3.5倍で自分好みに調整可能
- オフライン再生:ダウンロードすれば通信ゼロで聴ける
たとえば私は、朝の通勤電車や夕方の洗濯干しの時間に少しずつ聴いていました。
「耳で聴くだけなら集中力が続く」「聴き終えた後に心がほどける」——そんな体験ができるのは、オーディオブックならではです。
心が軽くなる|印象に残ったエピソード3選
- 忘れることは心の整理整頓
嫌な記憶を無理に抱え込まなくていい。大切なのは「今、必要なものだけ」を残すこと。 - 合わない人とは、離れていい
無理に関係を続けようとせず、距離をとることで自分を守る勇気を持とう。 - がんばらない勇気を持つ
ときには力を抜いても大丈夫。自分をいたわることで次に進むエネルギーが生まれる。
聴いた後どうなる?日常で生かす3つのヒント
- 忘れる=あきらめるじゃない
持ち続けることで疲れる思い出は手放し、自分の心を大切にしよう。 - “まあいっか”を口ぐせに
自分に厳しくなりすぎない。ふっと力が抜ける一言が心の余白を生む。 - 自分をほめる習慣
洗濯物を干し終えたら「今日もがんばったね」と声に出して褒めてみるだけでOK。
他のおすすめ作品と比較して分かる、この本の特徴
- 背伸びしない安心感:無理に変わろうとせず、今の自分を受け入れるメッセージ
- 言葉の温かさ:90歳の現役医師だからこそ紡げる“説得力のあるやさしさ”
- 短い章立てで聴きやすい:好きな場所から気軽に聴ける構成
Audibleとaudiobook.jp、どちらで聴くのがいい?
『ほどよく忘れて生きていく』は、Audibleとaudiobook.jpのどちらでも同じ朗読者(田所未雪さん)。
ここでは、それぞれのサービス特徴と選び方のポイントをまとめました。
Audible(オーディブル)の特徴
- 月額1,500円で聴き放題プラン(無料体験あり)
- Amazonアカウントで即利用可能
- 洋書やビジネス書などジャンル豊富
- アプリ内のしおり・倍速再生・スキップ機能が充実
こんな人におすすめ
- Amazonを日常的に使っていて連携を重視したい
- 国内外問わず幅広い作品をまとめて楽しみたい
audiobook.jpの特徴
- 月額880円の聴き放題プランが最安
- プラン不要で単品購入も可
- 日本の出版社作品や啓発本が豊富
- シンプルなアプリ操作で迷わない
こんな人におすすめ
- 月額料金を抑えつつ、気になる作品だけ追加購入したい
- 日本語オーディオブック中心に聴きたい

まとめ|『ほどよく忘れて生きていく』で気持ちをリセットしよう
全部抱えなくてもいい。
うまくできなくてもいい。
少しずつ手放すことで、ちゃんと前を向ける。
そんな“やさしい生き方”を、藤井先生は教えてくれました。
オーディオブックで聴けば、忙しい毎日のすき間に、ふっと心がほどける時間を作れます。
疲れたな、と思ったら、ぜひ耳で“やさしい言葉”を取り入れてみてください。
あなたの心にもきっと、そっと効いてくれるはずです。
